読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新卒1年目の観聞日記

2017年3月に大学を卒業した若造の雑記です。

「君は世界を変えられるんだよ」 社会にノイズをもたらせ!!

先月、私の大学時代の恩師がご逝去された。

哲学ゼミの教授(ライプニッツ研究)で、大学の中でも変わり者として有名な方だった。

 

先生は率直な物言いをされる方で、嫌われることも多かった一方で、慕ってくる学生も多かった。

僕もその一人。

真実を語る数少ない人の一人と思っていた。

 

「僕は10人中9人が正しいと認識していることは間違っていると思っている」

 

といつも仰っていた。

 

「世間一般」の認識を疑うためにゼミは常にディスカッション。

発言しないゼミ生が大半の中、僕は毎回発言しまくっていた。

先生に認められたい欲が多少なりともあったかもしれない。

 

僕は四年生になり、就活を終え、希望の企業につけなかったものの今の企業で働く旨をお伝えした際、ついつい「これでいいのかわかりません」と言ってしまい、しまったと思った。

 先生は国鉄職員の詩『便所掃除』を愛読されており、この世の職業に貴賎はない、働いてお金を稼ぐ人は誰しも尊いとお考えで、僕が今の会社の仕事をバカにしているのではないかと思われて、怒られるのではないだろうかと思ったからだ。

(実際は僕も職業に貴賎はないと思っているが、やりたいことが他にある場合はそっちをやった方が良いと思っている)

新編濱口國雄詩集 (新・日本現代詩文庫)

新編濱口國雄詩集 (新・日本現代詩文庫)

 

 

ところがどっこい、先生は「大丈夫。いつか君は世界を変える。変えられるよ。今はそのための勉強期間だ」と仰った。

なんて小っ恥ずかしいことをと今でも自信の一ミリもない私なぞは思ふ。

 

しかし、そのような内容のメールもいただき、妙に励まされた。

「僕には無理」とすぐに諦めて、何も動かない言い訳を探す自分が恥ずかしくなった。

 

そんな先生が亡くなった。

他のゼミ生から連絡があったのは、企業の研修を受けている休憩時間だった。

 

気づくと研修が終わっていた。

僕は確実に涙が出る予感がし、電車に乗るのを諦めた。

「何だコイツ泣き出した」と思われるのがちょっと…。

 

そうして中野から新井薬師あたり(当時の定期券内)まで歩くことにしたが、哲学堂公園まで来ると、歩くのも辛くなって、誰もいない公園に入り、ベンチに腰掛けた。

誰も見ていない滂沱の落涙。

 

今、先生からのメールを見返し、そんなことを思い出した。

 

ただただ今となっては先生に恥じない生き方がしたい。

先生のように周囲に蛇蝎のごとく意味嫌われようとも(disってはいない)、社会にとってのノイズとなろうとも、本当に良い世界を構築する一助になる。世界を変えたい。そのための勉強をしたい。いや、しなければならない。

 

一番重要なのは、今いる場所に満足(妥協)しないこと勉強を続けること大衆に追随しないこと。

 

(今読んでいる本) 

いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~

いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~

 

 

想像して今やれることを実行し続けていれば、いつか世界を変えられる日(どういう世界が最も望ましい姿か具体化して考えられるようになることも含めて)が来ると思う。

 

多分、誰でも。

意識したその日から。

その瞬間からサイレントマジョリティーから脱してみんな本当の自分になるんだ。

 なんか、きな臭い話になったな。

 


【欅坂46】刷新公信榜紀錄冠軍出道曲/沉默的多數 (中文字幕版)